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水炊きのしめのお勧めは?鶏の旨味を存分に引き出す方法!

宗右衛門町店

博多の代表的料理、水炊き。 必要な材料が比較的少なく、特殊な味付けも必要ないことから自宅で作る方も多いのではないでしょうか。 水炊きに限らず、鍋料理を食べるときの楽しみの一つに、しめがあります。 うどんでいくのか、それとも雑炊にするのか、はたまた変わり種としてラーメンでしめるのか、それぞれ鍋料理の種類によって最適なしめは変わってきます。 もちろん、水炊きにも最適なしめはあります。 今回はそんな水炊きのしめについて、「そもそも水炊きってなに?」という方にも水炊きをご説明しながら紹介していきます。 これを見てあなたも一度、水炊きを楽しんでみてはいかがでしょう?

水炊きとは

水炊きとは、東京の軍鶏(しゃも)鍋、京都のかしわ鍋、秋田のキリタンポと並ぶ日本の4大鶏鍋料の一つと言われている鍋料理のことです。 水炊きでは普通の鍋料理特有の味付けがされている出汁とは違って、特に味付けがされていない水やお湯を使います。 その中に、鶏肉(特に骨からぶつ切りにしたものが入っているのが特徴です。)や野菜などの具材を入れます。 この際、野菜メインではなく、鶏肉をメインにして入れることで旨味がぐっと増すのでおすすめです。 そしてそれらの具材を煮立たせる過程で具材から出汁をとり、旨味を引き出すという鍋料理が水炊きです。 一般的にはそのまま何もつけずに素材の味を楽しむか、ポン酢につけていただきます。

水炊きに必要な食材

では、博多風水炊きにはどのような材料が必要なのでしょうか。 一般的には、以下の材料で作っていきます。 <鶏のスープ(白湯)> ・水 … 6L ・鶏胸肉 … 1枚 ・鶏もも肉 … 1枚 ・手羽先 … 300g ・鶏ガラ … 200g ・長ネギ … 1本 ・生姜 … 1片 ・コショウ … 10粒 ・日本酒 … 100ml <具材> ・鶏もも肉 … 200g ・キャベツ … 200g ・えのき … 1/2袋 ・水菜 … 1/2袋 ・長ネギ … 1本 ・絹豆腐 … 1/2丁 また、明確な決まりがあるわけではないので、お好みで具材を一部変えていっても大丈夫です。 自分に合った最適な組み合わせを発見することも鍋料理の楽しさの一つですよね。

水炊きにおすすめのしめ

鍋料理のしめとして代表的なものはうどん、雑炊、ラーメン、ちゃんぽん麺あたりでしょう。 今回ご紹介している水炊きは、他の鍋料理と比べて味付けを具材の旨味を引き出すことで行っているため、他の鍋料理よりも味が少し薄いことが特徴です。 そのため、具材や食べ方によってはうどんやラーメンと少し合わない場合があります。 したがって、一番おすすめのしめは雑炊となっています。 いわゆるおじやですね。 具材の味を存分に引き出したスープにご飯を投入して、卵を入れて少し煮立たせれば水炊きの雑炊の完成です。 お好みで薬味やポン酢と合わせて食べるとより一層おいしさが増します。 また、当店では雑炊のほかにも味が染みやすいちゃんぽん麺をご用意しています。 「鍋のしめはやっぱり麺がいい!」という方にも水炊き本来の良さを堪能していただきたいのでちゃんぽん麺を選んでおります。 こちらも同様に、薬味やポン酢と合わせて食べることが多いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 今回は水炊きのおすすめのしめについてご紹介しました。 やっぱり一番おすすめのしめは雑炊です。 具材の味を引き立たせる水炊きだからこそ出せる、他の鍋料理では味わえない雑炊を楽しむことができます。 今まで水炊きは食べたことないという方や、いつも同じ鍋料理ばかり食べているという方は、一度趣向を変えて水炊きを食べてみてはいかがでしょうか? ご自宅で作るのもいいですが、当店では本場博多の味を楽しむことができますので、ぜひ一度足を運んでみてください。 最高の水炊きをご用意させていただきます。

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